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ニュース&トピックス

2005年 8月 1日
「タイ王国電力庁(EGAT)より大型複合火力発電所建設を受注」

丸紅はこの度、シーメンス社(独)と共同で、タイ王国電力庁(EGAT)よりソンクラ複合火力発電所建設を受注しました。受注金額は約330億円で、契約内容は機器納入及び土木据付工事を含むフル・ターンキー条件です。総発電容量は700MWで、建設現場はタイ南部のソンクラ地区です。主機であるガスタービン・蒸気タービン及び発電機はシーメンス社が自社製品を納入し、排熱回収ボイラーや補機関連、土木据付工事を丸紅が取りまとめます。丸紅のタイにおける豊富な納入実績に加え、丸紅・シーメンス・グループの価格面・技術面が高く評価され、この度の受注に結び付いたものです。

本案件は97年のアジア通貨危機以来、実に7年ぶりの電力プロジェクトです。昨今の経済成長に伴い、電力需要が逼迫しているタイ国の状況から、早期の運転開始が期待されており、2008年初旬には発電が開始される見込みです。納入されるのは、環境にやさしいタイ国産の天然ガスを燃料とし、高効率の大型ガスタービン2基の廃熱を回収して有効利用する、最新鋭の複合火力発電所で、従来の設備に比べ効率面・環境面で優れており、観光資源に特別な配慮を求められる同国においては最も適した選択といえます。

今後タイ国では、EGATなどが約1,500MW規模の電源を毎年新規に開発することを計画しており、丸紅は本プロジェクトを含むEGAT向けの豊富な納入実績を活かし、タイ国において引続きシーメンス社と連続受注を狙います。丸紅は4月にも米国ゼネラル・エレクトリック社(GE)と共同でブルネイ初の複合火力発電所案件を受注しており、市場・プロジェクトに最適の有力パートナーを選択し、経済の回復とともに電源開発が活発化してきた東南アジア市場において、環境面も配慮した新規発電所建設受注を加速させます。

以 上

2005年 7月20日
「中国大手重電メーカーとベトナム向け大型石炭火力発電所を共同受注」

丸紅は、中国最大手の重電機メーカーである東方電気集団公司(東方)(本社:四川省成都市)と共同で、ベトナム電力公社(Electricity of Vietnam)など同国内政府系企業が出資するHai Phong Thermal Power Joint Stock Company(特定目的会社)から、ハイフォン石炭火力発電所建設を受注しました。受注金額は約500億円。総発電容量は60万キロワットで、契約内容は機器納入及び土木据付工事を含むフル・ターンキー。2009年初頭の完工予定です。

本件は第三国向け大型発電所建設を日中共同で受注する初めてのケースです。

丸紅は、東方とコンソーシャムを形成し、主機である蒸気タービン及び発電機を富士電機システムズから納入します。東方は、ボイラーその他補機関連設備を製作・納入します。

本件の丸紅スコープにかかる資金については、国際協力銀行(JBIC)と民間金融機関との協調による輸出信用(バイヤーズクレジット)が供与される方向で検討が行われています。また、東方スコープの資金は、中国輸出入銀行による輸出信用(バイヤースクレジット)が供与される方向で検討が行われています。

中国の重電機メーカーは、2008年の北京五輪以降の中国国内景気の動向を視野に入れ、主にアジア諸国向けに輸出攻勢をかけており、ベトナムも注力市場のひとつとなっています。一方ベトナムでは、中国メーカーに価格競争力はあるものの、海外でのプラント納入実績が少ないという不安の声もありました。本案件では、同国で発電所建設実績の豊富な丸紅がこれを補完することが高く評価され、受注に結びつきました。

本プロジェクトは、近年大幅な経済成長を遂げている同国の電力需要の増加に対応するため、ベトナム工業省及びベトナム電力公社が策定した長期電源計画の中の重要案件の一つとして、同国第3の経済都市であるハイフォン市北部に新規発電所を建設するものです。高効率の無煙炭焚ボイラーを採用し、排煙脱硫装置も設置されるなど、環境においても特に配慮された発電設備となります。

丸紅は、過去に同国南部フーミー発電所建設プロジェクトにおいて4案件連続受注しているほか、同国北部地区においても石炭火力発電プロジェクトを受注・建設中です。本案件の受注で、ベトナムでの発電所納入実績は総発電容量で180万キロワットを超えることとなり、同国総発電量の約20%を占めることになります。

丸紅は、中国メーカーの優位性を生かせる案件について、今後も東方をはじめ中国大手重電機メーカーとのさらなる協調関係を構築し、第三国向けの新規大型発電所建設に取組む方針です。

以 上

2005年 4月28日
「ブルネイ国初の複合火力発電所建設契約を受注」

丸紅株式会社は、ブルネイ・ダルサラーム国政府開発庁電力局向けに、ガスタービンメーカー世界最大手のジェネラル・エレクトリック(GE)社と共同で、総出力110MWのトゥートン・ガス焚複合火力発電所の機器納入建設契約(フェーズ1)を受注しました。受注金額は約100億円、契約内容は土木据付工事を含む一括請負契約となっています。主機であるガスタービン・蒸気タービン及びジェネレーターはGE社が納入、また、排熱回収ボイラー、空冷式コンデンサー(復水器)を含む、補機関連は東芝プラントシステム株式会社より納入することとなります。完工は2007年7月の予定で、本プロジェクト資金は全額客先の自己資金にて賄われます。

本プロジェクトは、ブルネイ国初の複合火力発電所の建設となり、今回納入する設備は、従来の火力発電所に比べ、ガスタービンから排出される熱を廃熱回収ボイラーにより回収、その熱を有効利用することで、蒸気タービンを回す複合火力型発電所となっており、効率面、環境面において特に配慮された最新鋭の発電所設備となります。

ブルネイ国では、第八次国家開発計画(2001年〜2005年)の元、政府主導から民間主導の国家開発を進めており、豊富な石油、天然ガス資源を有効活用することで、さらなる経済の多様化の促進が求められています。かかる状況下、本件は、ブルネイ国の既設発電所の老朽化と、産業化に伴う電力需要の増加に対応すべく、本開発計画の重要案件として位置付けられ、2003年2月に入札が発表され、今回の受注に至りました。

本件は、同国において当社が2000年に受注、2003年に完工した、ガス焚き火力発電所及び送変電設備の一括請負契約(ガドン・プロジェクト:100MW)に続く、大型発電所の連続受注となります。

また本件により、同国市場における当社の発電所納入実績の割合は、出力べースで同国全出力量の50%超、実際の稼働率の場合で70%超を占めることとなります。

これらは、当社の実績に裏付けられたプロジェクト・マネージメント能力、及び競争力を高く評価された結果であり、また、今日までのプロジェクトにて築かれた同国との友好関係により、受注に至ったものと理解しております。

本受注を皮切りに、同発電所にて計画されている、フェーズ2、3及び4(各々200MW級)の連続受注を確固たるものとすべく、より一層注力していく方針です。