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ニュース&トピックス

2011年 2月10日
バングラデシュ政府系電力会社から同国最大規模の複合火力発電所建設請負契約受注の件

丸紅株式会社(以下「丸紅」)は、バングラデシュ発電会社(Electricity Generation Company of Bangladesh (EGCB) Ltd.、以下「EGCB」)より、総出力410メガワット(41万キロワット)のハリプール複合火力発電設備建設一式を単独受注し、2月9日に契約調印しました。
受注金額は約310億円で、完工すると、バングラデシュ国において同国政府系電力会社が所有する最大の複合火力発電所となり、日本企業が同国において受注した発電所としても最大のものとなります。
本発電所の建設は、日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて供与する円借款により支援されます。

契約内容は、発電設備一式納入および土木据付工事を含むフル・ターンキーで、主要機器であるガスタービン並びに発電機を三菱重工業株式会社(以下「三菱重工業」)から(発電機の製作は三菱電機株式会社)、蒸気タービン並びに発電機を富士電機システムズ株式会社から調達し、2013年7月に完工する予定です。
天然ガスを燃料とする複合火力発電設備(*)で、同クラスの大型ガスタービンの中では最高効率を誇る三菱重工業製の最新鋭の大型ガスタービンを採用する等、環境にも配慮した発電設備となります。

本発電所は同国首都のダッカ市近郊へ供給する電気の発電を目的とします。人口約1億5,000万人のバングラデシュにおける発電設備容量は約6,000MWと、近年の安定した経済成長の基で年率8%以上の電力需要の増大が見込まれている一方で、その供給能力は明らかに不足しており、円借款を利用し本発電所を建設することによって、同国の電力不足の緩和及びインフラ整備に貢献することとなります。

丸紅は、現在バングラデシュにおいて、ハリプール100MWガスタービン火力発電所2、3号機リハビリ契約及びカルナフリ水力発電所4、5号機のリハビリ契約の履行をしており、プロジェクト・マネジメント能力及び技術面・価格面での競争力が、EGCBを含むバングラデシュ電力セクターより高く評価された結果として受注に至ったものです。

今後もバングラデシュでは慢性的な電力不足及び経済発展に伴う新規の電源開発が数多く計画されており、本件を契機に更なる事業拡大を目指し、同国の電力不足の緩和、インフラ整備、経済発展に貢献していく所存です。


バングラデシュ発電会社(Electricity Generation Company of Bangladesh (EGCB) Ltd.概要
所在地 : バングラデシュ・ダッカ市
設 立 : 2004年2月 (電力・エネルギー・資源省直下のバングラデシュ電源開発公社
(Bangladesh Power Development Board)の分社・民営化の中で誕生した発電会社) 
従業員 : 約500人


*複合火力発電・・・ガスタービンを運転する際に発生する排気ガスを、排熱回収ボイラにて回収して蒸気を生成し、その蒸気によって蒸気タービンを運転させる高効率の発電設備。


以 上

2010年11月 8日
アラブ首長国連邦アブダビ首長国 132kV超高圧海底電力ケーブル敷設契約受注の件

丸紅株式会社(以下「丸紅」)と株式会社ビスキャス(以下「ビスキャス」)は共同で、アラブ首長国連邦アブダビ首長国送電送水会社(Abu Dhabi Transmission & Despatch Company、以下「TRANSCO」)向けにシュワイハット-サーバニヤス島間を結ぶ132kV超高圧海底電力ケーブル敷設契約を受注しました。受注金額は約50億円、完工は2012年9月を予定しています。

本プロジェクトは、アブダビ首長国西部の島嶼部:8島の開発計画であるデザートアイランドプロジェクトの一環で観光島として開発が進むサーバニヤス島に対する電力供給を担うプロジェクトです。 起点となる本土側のシュワイハット地区はアブダビ市より南西約250kmに位置し、丸紅が事業に参画しているシュワイハットS2をはじめとする発電・増水施設が立ち並ぶ地区であり、サーバニヤス島は、同地区の沖合約9kmに位置します。丸紅・ビスキャス連合は海底電力ケーブルの納入から敷設までを一括で請け負います。

ビスキャスが本案件で製造・納入する海底ケーブルは3芯一括シース型架橋ポリエチレン絶縁(XLPE)ケーブルで、日本国内で敷設されている同型品と比べ、より高電圧で、大サイズである事が特徴です。

丸紅・ビスキャス連合は、2007年7月にアブダビ発電所とサディアット島を結ぶ400kV超高圧電力ケーブル敷設契約(地中ケーブル/ケーブル長:約78Km)を約120億円で受注し、また今年7月にはサスアルナヒール島及びムサファ工業地帯と新首都移転予定地であるマハウィ地区を結ぶ400kV超高圧電力ケーブル敷設案件(地中ケーブル/ケーブル長:約234Km)を約170億円で受注しており、今回はこれらに続く受注となります。

アブダビ首長国では現在、内陸部や島嶼部を対象とした大規模な開発計画が進められております。この過程で今後も地中及び海底電力ケーブル案件が数多く出て来るものと見込まれており、丸紅及びビスキャスは、今後も同種案件の受注に向け積極的な取り組みを続けていく方針です。


以 上



株式会社ビスキャス概要
本所在地 :東京都品川区東品川4-12-2
設立: 2001年9月
会社概要 :古河電気工業株式会社及び株式会社フジクラの電力事業部門の合弁会社として設立。
国内外向け地中送電線、架空送電線及び配電ケーブルの製造・販売

2010年 8月 4日
丸紅、三菱重工、韓国で最初の超大型火力発電設備を受注  韓国東西発電向け蒸気タービン発電機2基

丸紅株式会社(以下、丸紅)は、三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)と共同で、7月30日に、韓国東西発電株式会社との間で大型石炭火力発電所用、蒸気タービン発電機2基の契約を締結しました。初号機の商業運転は2015年末に開始する予定です。

当該設備は、ソウル市の南西約70キロメートルに位置する唐津(Dang Jin)石炭火力発電所9,10号機向けで、それぞれ韓国で最大となる発電容量100万キロワット級の超々臨界圧石炭火力発電所※用のタービン発電機として同国向けに導入される最初の設備となります。

三菱重工は、主要機器である蒸気タービン及び発電機の製作・供給を担当(発電機は三菱電機が製作)、丸紅は機器全般の輸送業務及び関連補機の供給を担当します。両社の同種発電設備納入の豊富な実績と三菱重工の技術的な信頼性、さらに高効率な発電設備の経済性が高く評価され、今回の受注に至りました。

韓国東西発電株式会社は、2001年に民営化を目指して韓国電力公社から分割された6つの発電子会社の一つで、発電能力は、韓国全体の約13%にあたる約9,500MWです。経済成長を背景とした電力需要の伸びを睨み、2012年までの向こう3年間に、唐津石炭火力発電所建設を含め、3,000億円強の設備投資を計画しています。

今回の受注は、丸紅と三菱重工にとって、2007年に韓国西部発電向けに受注した群山複合火力発電所向けガスタービンコンバインドサイクル発電設備供給契約以来の共同受注となります。韓国では、今後も今回の案件同様の新規大型火力発電設備の建設が多数計画されており、両社は、本件のように共同受注する事によるメリットを最大限に生かせる案件を模索しながら、同国での更なる受注を目指します。

※ 超々臨界圧石炭火力発電所 
ボイラー設備の温度/圧力条件が、566℃/24.1Mpa以上のものを超臨界圧、593℃/24.1MPa以上のものを超々臨界圧といいます。石炭火力発電は、石炭の燃焼により、ボイラーで発生させる蒸気を高温高圧にするほど効率が高くなり、石油やLNGを燃料にする発電プラントに比べて、CO2やSOx、Noxの排出量が多い従来の石炭焚き亜臨界プラントとの比較でCO2排出量も大幅に軽減することが可能となります。日本国内では、超臨界圧発電、超々臨界圧発電の普及により、石炭火力発電全体の効率が、世界でもっとも高い40%以上で運用されております。


以 上

2010年 6月 2日
ベトナム電力グループよりギソン1発電設備600MWを単独受注(ベトナム中部で初の大型火力発電所)

丸紅株式会社(以下「丸紅」)は、ベトナム国営電力グループ(Vietnam Electricity、以下「EVN」)より、総出力600メガワット(60万キロワット)のギソン1石炭火力発電設備建設一式を単独受注し、6月1日契約調印致しました。受注金額は約900億円であり、丸紅がベトナムにおいて受注した発電所としては最大規模となります。
本発電所の建設は、日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて供与する円借款により支援されています。(第一期分円借款209.43億円、2007年3月調印)。

契約内容は、機器納入および土木据付工事を含むフル・ターンキーで、主機である蒸気タービンおよび発電機は富士電機システムズ株式会社が、ボイラはフォスター・ウィラー社が設計・製造を行う予定で、2014年3月に完工予定です。また、高効率の無煙炭焚ボイラを採用し、排煙脱硫装置も設置するなど、環境に配慮した発電設備となります。

本件は、近年大幅な経済成長を遂げている同国の電力需要の増加に対応する為、ベトナム商工省およびベトナム電力公社が策定した、長期電源計画の中の重要案件と位置づけられています。本件は、ベトナム中部タインホア省ギソン地区に位置しており、EVNとして、ベトナム中部では初の大型火力発電所となる予定です。ギソン地区には、大型製油所の建設計画等もあり、円借款を利用し本発電所を建設することにより、同地区のインフラ整備にも貢献します。

丸紅は、ベトナムにおいて、これまで9件の火力発電所建設を手掛けており、本案件の受注で10件目となり、ベトナムでの発電所納入実績は総発電容量で340万キロワットを超え、同国総発電量の約20%を占めることになります。本件は、これまでの丸紅のベトナムでの発電所建設における豊富な納入実績に裏づけされたプロジェクト・マネジメント能力および技術面・価格面での競争力が、ベトナム政府およびEVNより高く評価された結果として受注に至ったものです。

また、本案件に隣接したサイトにてベトナム商工省が主導となりギソン2案件が計画されている。ギソン2は建設・運営・譲渡方式(BOT方式)にて国際入札が行われる予定で、ギソン1に続いて連続受注を目指します。

今後、ベトナムでは、経済成長に伴い新規電源開発が予定されており、本件を契機に更なる事業拡大を目指してゆく所存です。


ベトナム国営電力グループ(Vietnam Electricity)概要
所在地 : ベトナム・ハノイ市
設 立 : 1995年(同国の電力分野を統括する目的で、前身の電力公社No.1
(管轄:北部)、電力公社No.2(南部)、電力公社No.3(中部)が統合された)
従業員 : 約9万人
資本金 : 約61兆 VND(ベトナムドン)
売上高 : 約65兆 VND(ベトナムドン)


以 上