トップページ > ニュース&トピックス

ニュース&トピックス

2012年 3月22日
韓国における大型複合火力発電所設備3連続受注の件

丸紅株式会社(以下「丸紅」)は、三菱重工業株式会社(以下「三菱重工」)等と共同で、韓国向けに新平澤(2nd Pyeongtaek)複合火力発電所、東豆川(Dongducheon)複合火力発電所及び新蔚山(Ulsan #4)複合火力発電所向け発電設備納入の3案件を連続受注致しました。3件合計で、総出力は約3,800MWとなります。

新平澤複合火力発電所は、韓国電力の子会社である韓国西部発電株式会社(以下「韓国西部発電」)が京畿道に建設する出力約950MWの発電所で、当社は三菱重工と共同で、三菱重工製最新鋭M501J形(J形)ガスタービン*2基のほか、蒸気タービン、発電機も受注致しました。

東豆川複合火力発電所は、東豆川ドリームパワー(Dongducheon Dream Power)が京畿道に建設する出力約1,900MWの発電所で、J形ガスタービン4基に加え、蒸気タービン2基、発電機なども併せて受注致しました。同社は韓国西部発電、三星物産株式会社および現代産業開発株式会社の3社出資によるIPP(Independent Power Producer)で、当社と三菱重工は、三星物産株式会社と現代産業開発株式会社に主要機器を納入します。

新蔚山複合火力発電所は、韓国電力の子会社である韓国東西発電株式会社(以下「韓国東西発電」)が蔚山広域市に建設する出力約950MWの発電所で、当社は、三菱重工及び大林産業株式会社(韓国)と共同で、J形ガスタービン2基、蒸気タービン、発電機、排熱回収ボイラー等、発電設備一式の納入及びこれに関連する土木・据付工事を請負います。

両社の同種発電設備納入の豊富な実績と三菱重工の技術的な信頼性、さらに高効率な発電設備の経済性が高く評価され、今回の受注に至りました。
今回の受注は、2010年に韓国東西発電向けに受注した唐津(Dang Jin) 超々臨界圧石炭火力発電所9,10号機向け蒸気タービン発電機供給契約以来の韓国における両社共同受注となります。韓国では、今後も新規大型火力発電設備の建設が多数計画されており、両社は、本件のように共同受注する事によるメリットを最大限に生かせる案件を模索しながら、同国での更なる受注を目指します。

* M501J形ガスタービンは、三菱重工が独自技術により開発した60Hz機であり、これまで最高を誇ったG形ガスタービンの入口温度 1500℃をさらに100℃高めた最新鋭機で、これにより、ガスタービン定格単機出力で約327MW、排熱回収ボイラーおよび蒸気タービンを組み合せたGTCC発電では出力約470MWを実現(1(ガスタービン)-1(ボイラー)-1(蒸気タービン)コンビネーションの場合)、発電端熱効率も世界最高水準の60%以上(低位発熱量)を達成する。また、環境負荷の低減に大きく貢献するのも特徴で、複合火力発電にJ形ガスタービンを用いると、従来型石炭焚き火力発電と比べCO2排出量を約50%低減することができる。


以  上

2011年12月20日
インドネシアにて地熱発電プロジェクトを受注


丸紅株式会社(以下「丸紅」)は株式会社東芝(以下「東芝」)と協調し、インドネシア/ PT GEO DIPA ENERGI社向けに、パトハ地熱発電所1号機案件を受注しました。

地熱発電は、掘削によって地下深部から天然蒸気を取り出しタービンを回すことによって発電する方式で、温暖化ガス(Co2)排出が少ない再生可能エネルギーとして注目されています。
本プロジェクトは、インドネシアジャワ島西部バンドン郊外に、東芝製地熱蒸気タービン・発電機を含む、設備一式納入および建設工事を両社で一括して請け負い、総出力約55メガワットの発電所を建設する案件です。運転開始は2014年の予定で、プロジェクト資金はインドネシア国営のバンクネガラインドネシアより貸付の予定です。

丸紅は同国最大のスララヤ石炭火力発電所、ムアラタワール複合火力発電所、タンジュンプリオク複合火力発電所等多数の発電所建設(EPC)実績を擁し、同国の国営電力傘下の既設発電所容量の約20%(約6,000メガワット)の電力供給に寄与しています。また、電力事業(IPP)の分野においても、大型石炭火力発電所2基を所有する他、今年6月には同国南スマトラ州で新たに地熱発電プロジェクトに参画するなど、積極的に地熱発電所開発を推進しています。

東芝は1966年に日本国内初となる松川地熱発電所に地熱蒸気タービン・発電機を納入して以来、北米、東南アジア、アイスランド等世界各国に52台、約2,800メガワットの発電設備を納入し、世界トップの24%のシェアを占めています。今年は、3月のニュージーランド・テミヒ地熱発電所を皮切りに本件で3件目の連続受注となり、東芝製地熱タービン発電機の技術力が世界的に評価されています。
またインドネシア向け火力発電については、建設中のタンジュンジャチB石炭火力発電所3、4号機を含めると12基のタービンを4発電所に納入(約4,200メガワット)、水力については26台の水車を11水力発電所に納入(約1,500メガワット)と、高いシェアを誇っています。

本件は、丸紅のインドネシアでの豊富な発電所建設実績に裏づけられるプロジェクトマネージメント能力と、東芝の地熱蒸気タービン・発電機の機器性能、信頼性が高く評価され、受注に至ったものです。

インドネシアは約28,000メガワット相当の地熱発電開発ポテンシャルを有するといわれる世界最大の地熱資源国である一方、地熱発電の活用は約1,000メガワットに留まっています。同国は昨今の急速な経済発展に伴い電力需給のひっ迫が著しく、また2004年より石油の純輸入国に転じていることから、石油資源への依存を減らしつつ、電力需給ひっ迫を解消することが急務となっています。この状況下、電力エネルギー源の分散化の一環として、インドネシア政府はIPP事業を含め、2025年までに約10,000メガワットまで地熱発電量を拡大することを計画、推進しており、インドネシア最大の援助国である日本政府による円借款事業を含む多数の地熱発電案件(*)が計画されています。

丸紅並びに東芝は、同国の電力需給緩和に寄与し、またCO2排出量が少なく環境に優しい再生可能エネルギーである同国地熱発電プロジェクトに、引き続き積極的に取り組んでいきます。


(*)今後予定されているインドネシア地熱発電案件
・ルムットバライ1/2号機案件、同3/4号機案件(円借款案件)
・ウルブル3/4号機、ラヘンドン5/6号機(世銀ファイナンス案件)
・ランタウデダップ1/2号機(IPP事業)

2011年 6月20日
丸紅 タイで大型複合火力案件2件同時受注

丸紅株式会社(以下「丸紅」)は、シーメンス社(独)及びシーメンス社(泰)(以下「シーメンスグループ」)と共同で、タイ王国電力庁(Electricity Generating Authority of Thailand、以下「EGAT」)よりチャナ複合火力発電所2号機拡張案件及びワンノイ複合火力発電所4号機拡張案件につき発注内示書を受理し、2件同時受注することが確定しました。2案件合計で総出力は約1,600MW、総受注額はEPC本体契約が約10億ドル(約830億円)となります。

 40年以上の実績を持つ丸紅のタイにおける高いプレゼンス・価格競争力に加え、性能的に優位な最新技術を持つシーメンスグループの技術面・価格面の両方が高く評価され、過去例の無い2件同時受注に結び付いたものです。

 丸紅・シーメンスグループは2005年のチャナ複合火力発電所1号機、2006年のバンパコン複合火力発電所5号機に続くEGAT向け大型火力発電所案件の連続受注となり、経済危機以降に開発されたEGAT大型プロジェクト6件のうち、4件を受注したことになります。また、丸紅のタイにおける発電所納入実績は約700万キロワットに達し、タイの総発電容量の約25%を占めています。

 建設現場は、それぞれタイ南部のチャナ地区及びバンコク近郊のワンノイ地区で、従来型複合火力発電所より高効率で環境負荷が小さい設計であることが特徴の火力発電所を建設する計画です。設計、調達から土木・据付工事、試運転までを手掛けるフル・ターンキー契約で、ガスタービン・蒸気タービンや発電機等の主機はシーメンスが自社製品を納入し、排熱回収ボイラー、関連補機の調達や土木・据付工事などを丸紅が取り纏めます。

 タイでは今後も複合火力発電所を始め新規発電所の建設案件が複数計画されており、丸紅は当該市場における強いプレゼンスを最大限活かして今後も積極的に取り組む方針です。

注)EGATは、好調が続く経済発展を背景に年率4%以上の電力需要の増加に対応するため今般の2件の新規発電所建設を通じて設備増強を図る一方、東北震災の復興支援を目的にガスタービン発電機及び付帯設備一式を日本に貸与しています。

以  上


チャナ複合火力発電所2号機建設案件概要
 

案件名: チャナ複合火力発電所2号機拡張案件
客先: タイ王国電力庁(Electricity Generating Authority of Thailand「EGAT」)
資金: 客先EGAT自己資金
プラント構成: ガス焚き複合火力発電所一式782MW(1-1-1x2系列)
(ガスタービン発電機×1台+排熱回収ボイラー×1台+
蒸気タービン発電機×1台)×2系列
サイト予定地: バンコクから約1,000km南のソンクラ県、チャナ地区、
既設チャナ発電所内(既設発電所1号機は複合火力発電所2-2-1x1系列、容
量は730 MWで丸紅・シーメンスが納入)
パートナー: シーメンス社(独・泰)
受注金額: 約435億円(うち当社ポーションは約200億円)


ワンノイ複合火力発電所4号機建設案件概要
 

案件名: ワンノイ複合火力発電所4号機拡張案件
客先: タイ王国電力庁(Electricity Generating Authority of Thailand「EGAT」)
資金: 客先EGAT自己資金
プラント構成: ガス焚き複合火力発電所一式769MW(2-2-1x1系列)
(ガスタービン発電機×2台+排熱回収ボイラー×2台+
蒸気タービン発電機×1台)×1系列
サイト予定地: バンコクから約72km北のアユタヤ県、ワンノイ地区、
既設ワンノイ発電所内(既設発電所は、複合火力発電所3基、容量合計は
1,910MWで全号機とも三菱重工製)
パートナー: シーメンス社(独・泰)
受注金額: 約395億円(うち当社ポーションは約180億円)


EGAT概要
 

設立: 1969年(現在はエネルギー省傘下)
代表者: Mr. Sutat Patmasiriwat, Governor
所有発電容量: 約15,000MW (タイ国の総発電設備容量の約49%)
売上高: 4,054億タイバーツ(約10,820億円) - 2010年度
業務内容: 発電所・送変電設備の建設・所有・運転及び売電

2011年 5月16日
東北電力株式会社東新潟火力発電所における移動用ガスタービン発電機の納入について

丸紅株式会社は、この度、東北電力株式会社より、同社東新潟火力発電所構内に移動用ガスタービン発電機(出力:2.5万kW級)2台についてターンキー契約(機器の調達、据付、試運転調整)にて受注致しましたので、お知らせいたします。
本件は、本年夏の電力需要ピークに間に合わせるべく、当社が持つ商社機能を最大限に活用し短納期にて、米国より発電設備を国際調達し現地据付調整を行い、本年8月に運転開始するものです。
当社としては、東北地区の震災復興に向け電力の安定供給に貢献するべく、全社を挙げて取り組む所存です。


1.移動用ガスタービン発電機※の設備概要
1)出 力:2.5万kW級×2台
2)燃 料:軽 油
3)工事開始:平成23年6月
4)運転開始:平成23年8月
※ガスタービン発電機を搭載した可搬型の発電装置

2.設置予定場所
東北電力株式会社東新潟火力発電所構内
所在地:新潟県北蒲原郡聖籠町東港一丁目1-155


以  上