2020年4月より、新たに丸紅パワー&インフラシステムズ株式会社に加わった
「交通インフラプロジェクト」についてご紹介します。

1950年代から世界中のさまざまな国や地域に鉄道車両(機関車)や機器輸出の取り組みを拡げ、地域・サプライヤーとのネットワークを築き、当社の経験を積んできました。
1980年代以降、アジア、中近東、南米市場向けを中心とした鉄道用車両(機関車・電車等)・鉄道関連機器の輸出に加え、鉄道用システム一式を取り纏め納入する鉄道建設EPC案件の元請契約者としての取り組みにも注力し、アルゼンチン(ロカ線)、フィリピン(マニラLRT2号線)、ベネズエラ(カラカス近郊線)、台湾(桃園空港線)、ドバイ(Palm Jumeirahモノレール)、タイ(バンコク・パープルライン)、等の鉄道建設案件を完工しました。
開業後の増車・延伸案件にも多く携わっています。
鉄道建設EPC契約者としての知見を活かし、質の高い日本の鉄道システム輸出を促進する取り組みの一歩として、タイ・パープルラインの建設後の保守サービス事業に参画しています。

取組分野

EPC事業

世界で鉄道EPC事業に取り組んでいます。

経済成長・人口増加・交通渋滞や大気汚染問題の深刻化などを背景に鉄道への需要は世界中で高まっており、多くの鉄道建設案件が計画されています。鉄道建設に関わり、駅舎、車両基地やトンネル・高架建設などの土木建築、軌道(線路・分岐)・信号・通信・変配電など車両運行のために必要な基幹システムや、料金徴収システム(券売機、自動ゲート)、プラットホームドア、総合指令所の各種設備、車両基地内車両保守設備や、軌道や配電ケーブル保守用作業車、等々、車両以外にも多くのEPC(設計・調達・建設)事業者が必要となります。当社は国内外のパートナー、サプライヤーと協業し、さまざまな地域で鉄道EPC事業に取り組んでいます。

取組分野

車両納入

さまざまなタイプの車両を世界に納入しています。

求められる輸送能力(乗客数)、走行距離や速度、電化/非電化などの条件により、さまざまなタイプの鉄道車両が投入されています。当社は非電化路線向けディーゼル機関車や、都市部の大量輸送に適した通勤車両、都市間急行車両、高速車両(新幹線)などの車両納入案件に携わってきました。変わり種では、東京メトロ(丸の内線)および名古屋市営地下鉄での運行を終えた中古車両を、駆動システムなどを改修しアルゼンチン(ブエノスアイレス)に納入し、今も現役車両として活躍している車両もあります。

実績データ

Coming soon…

今後の展望

海外での鉄道事業を拡大・深化させる

世界の多くの鉄道建設計画の中には、車両や鉄道用システム納入後の保守や鉄道運行全般や料金徴収精算業務を外部事業者に依存する形態があり、近年はこの傾向が増しています。当社が納入した鉄道設備にも該当しますが、海外の鉄道事業者の保守に関わる予算不足や適切な技術のある人材不足などの理由による保守不良が、車両や鉄道システム設備の寿命を短くしているケースが多く見受けられます。新規・既存路線共に計画的な保守、更新が必要であることは言うまでもありません。
当社グループではタイ(パープルライン)での保守サービス事業に参画しており、今後も鉄道事業者などのパートナーとの協働で海外での鉄道事業を拡大・深化させる取り組みを進めます。