Interview 05
厳しい環境こそ
自分が成長できるフィールド
Profile
所属
丸紅(株) 交通・インフラプロジェクト部 兼
丸紅パワー&インフラシステムズ(株) インフラプロジェクト営業本部 交通プロジェクトユニット
職種
総合職
出身学部
経営学部
入社年
2012年
担当国
イラン、タイ、パキスタン、バングラデシュ
趣味
釣り

成長意欲の高い人間が集まる集団・環境を求めて

就職活動では幅広い業界を受けていました。商社はそのうちの一つです。正直なところ、学生時代は業界や企業をどう選べばいいかわからず、自己分析を通じてこれまで成長を実感できた経験の共通点から、「海外で活躍できる、競争・成長意欲が高い人間が集まる環境」という点を重視してエントリーしていました。
新入社員の頃から一貫して鉄道案件に携わっています。最初の担当国はパキスタン。正直、同国が地図のどこにあるのかもわかりませんでした。そんなレベルの自分が入社3年目に首都イスラマバードに駐在することになりました。現地スタッフ5人に私という事務所で、鉄道案件のみならず、電力等所属部署以外の案件にも広く携わりました。

背伸びをやめたことが転換点に

イスラマバードに駐在となった当時の私は24歳。一方、ビジネスの相手はパキスタン政府の大臣や次官、他社の社長といった方々で、最初は、頼りないと思われないよう25歳と嘘をついたり(四捨五入で30歳)、髭を生やしたりして必死でした。ただある時、ふと肩の力を抜いてみようと、気持ちを切り替えたんです。すると、わからないことが聞きやすくなり、まわりからも教えていただけるような関係性ができました。肩肘張って背伸びし過ぎていたんですね。この時期は、ありのままの自分を理解し、どう振る舞うべきかを学んだ大きな転換点でした。

未知の市場で成果を上げたことが自信に

パキスタンの次はイランに駐在しました。印象に残っているのは、車両メーカーと共に取り組んだ案件です。丸紅グループの知見と実績を生かし、クライアントの代わりに、営業や契約交渉など、受注までのあらゆる活動を代行するビジネスでした。兎に角、用事が無くても客先に足を運び、チャイを飲むだけの日もあり何しに来たんだと言われることも多々ありましたが、自然と色々と話をしてくれる関係性ができたんです。自分が商社マンであることを実感した瞬間ですね。
クライアントと良好な関係を築きながら、約2年かけて契約締結にこぎ付けることができました。
当時、イランへの一部制裁が解除され、各商社が一斉にイランに駐在員を派遣していましたが、当然ながら市場としては全く未開拓。そんな中でも、成果を出すことができたことが大きな自信につながりました。そして、このときの経験が、仕事における自身のスタイルを確立するきっかけにもなりました。

これからのワークライフバランス

パキスタン駐在中に結婚。妻も他社の総合職で、お互いの駐在や海外研修が重なり、一緒に暮らし始めたのは結婚してから3年後のことでした。わが家の場合、お互いの仕事のことはよく分かっているので、相手の思いやキャリアビジョンを尊重しています。今は、たとえば、女性の海外赴任に子どもが同行するなど、家族の在り方も多様化しているのではないでしょうか。私は、やっぱり海外に出て働き続けたいと思っています。家族ともそうした思いを共有しながら、仕事も家庭も充実させていきたいですね。

「お前に任せればなんとかなる」と言われる存在に

就職活動は自分と向き合い、自分のこれからの人生を深く考えるとても大切な機会だと思います。皆さんにとっても将来「自分の判断は間違っていなかった」と思えるような就職活動になることを願っています。最後は自分の直感を信じて頑張ってください。
私自身、入社当時に抱いていた、世界を相手に仕事をして成長したいという思いは今も変わりません。厳しい環境でこそ多くを学べます。誰も経験したことのないプロジェクトであっても「お前に任せておけばなんとかなる」と言われるような存在でありたいと思っています。