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ニュース&トピックス

2008年 8月18日
「バングラデシュ人民共和国、カルナフリ水力発電所リハビリテーション案件を受注」

丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は2008年7月、バングラデシュ電力開発庁(Bangladesh Power Development Board (以下、「BPDB」))より、バングラデシュ人民共和国チッタゴン丘陵ランガマティ県に位置するカルナフリ水力発電所の既設第4号機及び第5号機の水車、発電機及び変電設備用主要パーツの供給と交換・据付・改修の一括請負工事契約(契約総額約26億円)を受注致しました。

バングラデシュ唯一の水力発電所であるカルナフリ水力発電所(総出力約23万kW)全5基の水車・発電機の内、第4号機及び第5号機(出力各5万kW、合計 10万kW)は、1988年に丸紅が納入したもので、建設後20年を経て老朽化が始まる一方で、石化燃料価格の高騰により水資源を利用した安価且つ安定的な電力供給に期待の集まる同発電所において、今回丸紅は既設設備納入メーカーである株式会社日立製作所(水車)、株式会社東芝(発電機)及びタカオカエンジニアリング株式会社(変電設備)とともに機能回復及び運転使用期間の延長を主目的とした改修工事を実施、2010年末に完工の予定です。

本プロジェクトには2004年3月に日本政府がバングラデシュ政府の円借款債務の一部を国際協力銀行による債権放棄という形で債務免除を決定した資金(Japan Debt Cancellation Fund、債務削減相当資金)の一部が有効利用されています。丸紅は2006年にも同債務削減相当資金の一部を利用してBPDBよりハリプール発電所の老朽化対策及び機能回復契約を受注し、2008年7月に完工しております。

丸紅は今回の受注及び他国での豊富な電力案件の履行実績を基に、今後のバングラデシュ及び周辺諸国における発電案件の継続受注により一層注力していく所存です。

以上

2008年 7月16日
「タイ王国IPP事業者からコジェネレーション発電設備建設受注」

丸紅株式会社(以下「丸紅」)は、タイ国における大手IPP(民間発電業者)グロウ・エナジー社(タイ国、Glow Energy Public Company Limited、以下「Glow社」)より、最大出力約380メガワットのコジェネレーション(熱併給)発電設備建設一式を、ブラック・アンド・ビーチ社(米国、Black & Veatch、以下「B&V社」)とのコンソーシアムにて受注しました。契約金額は約330億円(客先自己資金)、完工は2011年9月の予定で、丸紅はシーメンス社(独)製の主要機器の調達及び土木・据付工事全般を担当します。本発電所で作られる電気及び蒸気は主にタイ国ラヨン県に位置するマプタプット工業団地へ供給される予定です。

本発電所の所在地はタイ国においても極めて環境規制の厳しいマプタプット工業団地で、Glow 社は本案件を進めるに当たり既存発電設備のNOX(窒素酸化物)/ SOX(硫黄酸化物)排出量を、本案件の排出量の約125% 相当削減すべく追加の設備投資を計画に折り込んだ経緯があります。その結果、発電所全体の排出量を引き下げつつ電気及び蒸気の供給量を大幅に増やす事が可能となり、こうした努力がタイ国自然資源・環境省にも評価され、過日環境承認を取得しました。

本発電所は、Glow社が上記工業団地内にて計画・実施する一連の発電所建設プロジェクトの第5期計画に相当し、丸紅は1996年に受注した同第3期工事(550MW、約500億円)、2003 年・2004年に受注した第4期工事(合計約76MW、約60億円)に続く連続受注となります。

丸紅はEGAT(タイ王国電力庁)向けにも2005年・2006年に大型複合火力発電所建設を連続受注しており、今後とも新規案件受注に注力、タイ国の電力インフラ拡充に貢献していく所存です。

以 上

<Glow社概要>
企業名: Glow Energy Public Company Limited
所在地: バンコク(タイ国)
設立: 1993年
株主構成:
Suez Energy (Thailand) Co. Ltd. 44.11%、
Suez-Tractabel Energy Holdings Cooperative U.A. 25%
業種: 電力・蒸気供給業

2008年 4月 7日
「米国における発電所向けアフターサービス事業への参画について」

丸紅株式会社(以下「丸紅」)は発電所向けアフターサービスを主に行う、米国ザ・ピーアイシー・グループ社(The PIC Group Inc.(以下「PIC社」))の株式を100%買収致しました。

PIC社は米国ジョージア州に本拠を置きヨーロッパ、アジア、南米にも事業所を構え、米国内外の発電所向けにガスタービン/ボイラーの運転/保守、新設据付・試運転等のサービスを大手電力会社/大手ガスタービン製造業者に提供し20年の実績を積み重ね,高い評価を得ております。

2005年、丸紅とPIC社は合弁でピーアイシー・マルベニ・エネルギー・グループ社(PIC-Marubeni Energy Group LLC)を設立、既に運転・保守分野に共同で参画しておりますが、今回の買収を機に、アフターサービス市場全般に本格的に参入致します。丸紅の電力コアビジネスである発電所建設一括請負事業(EPC)、発電資産開発/保有事業(IPP)に、PIC社のアフターサービス事業(運転/保守/定期点検/補修/改修)及び新規建設支援事業(据付/試運転業務)を付加することにより電力バリューチェーンを拡大し、幅広い競争力のあるサービスを提供していく予定です。

特にPIC社の本拠地である米国では、発電所設備の老朽化及び需要の伸びに伴い火力新規発電所の建設が好調であり、PIC社のターゲットとする市場規模は更に拡大する事が予想され、20年来の実績と能力に基づいたPIC社の優位性は今後、当社電力事業にとって、より安定した収益基盤の確保をもたらすものと見込んでおります。

丸紅の電力部門の全世界の累積実績は、発電規模換算でEPC約77,800MW、IPP約6,600MW(Net Capacity)に達しますが今回の買収による電力バリューチェーン拡大により更に競争力を高め、全世界に構築されたネットワークを活用し、電力事業をさらに積極的に展開していく方針です。

以上

<ザ・ピーアイシー・グループ社概要>
会社名 :ザ・ピーアイシー・グループ社(The PIC Group Inc.)
所在地 :1165 Northchase Parkway, Marietta (Atlanta), Georgia
設立 :1988年3月11日
URL:http://www.picworld.com/


2008年 3月 6日
「インドネシア共和国、スララヤ石炭火力発電所リハビリ案件(ボイラー)を受注」

丸紅株式会社(以下「丸紅」)はインドネシア国有電力会社(PT.PLN(Persero)、以下「PLN」)向けに、インドネシア共和国ジャワ島西部に位置するスララヤ石炭火力発電所における既設ボイラーの改修工事を受注しました。丸紅は昨年11月にPLN向けムアラタワール複合火力発電所拡張事業を受注しており、インドネシア向け電力案件の連続受注となります。
本プロジェクトは、ジャワ島西部に位置する国内最大の発電所であるスララヤ石炭火力発電所の既設ボイラー1号機・2号機を、延命、効率改善及び出力増加を主目的とした改修をするもので、2010年9月の完工を予定しています。

同既設ボイラーは1984年に、丸紅が米国の大手ボイラーメーカーであるBabcock & Wilcox Power Generation Group, Inc.(以下「B&W」)と協調し納入したものですが、今回の改修工事もB&Wよりボイラー関連機器を購入する予定。

今回の改修工事では、ボイラー効率の向上による発電量あたりの石炭燃焼量の減少に加え、既存設備を環境配慮型の設備へ交換することにより、大気汚染の原因となる窒素酸化物(NOx)の低減に貢献することとなります。

丸紅は昨年末には、2004年より建設中であったタラハン石炭火力発電所(円借款:南スマトラ)を完工させており、またその他インドネシアにおいて、ムアラタワール複合火力発電所やタンジュンプリオク複合火力発電所(共にジャカルタ近郊)建設等多数の実績を擁し、同国の約25%(約6,000MW)の電力需給に寄与しています。このように数多くの発電所納入により築いてきたPLN社との信頼関係と、実績に裏づけされたプロジェクト・マネジメント能力及び競争力を高く評価され、今回の受注に結びつけたものです。

インドネシアでは急激な経済発展に伴う電力需給の逼迫に対応するため、ジャワ島内外において大型発電所の新設案件が数多く見込まれている一方、昨年12月には各国代表による国連気候変動会議がバリ島にて開催され、環境問題への関心も高まっており、本件による環境効果も期待されています。

以 上

<PT. PLN概要>所在地 : Kebayoran Baru, Jakarta, Indonesia
設立 : 1961年
主要株主 : インドネシア政府100%

<Babcock & Wilcox Power Generation Group, Inc.概要>
所在地 : 20 S. Van Buren Avenue, Barberton, Ohio, U.S.A
設立 : 1881年
主要株主 : McDermott International Inc. 100%