丸紅パワーシステムズ株式会社(代表取締役社長:室家 健、以下、「MPSC」)は、ミャンマー電力発電公社(Electric Power Generation Enterprise、以下、「EPGE」)よりタケタ複合火力発電所改修案件(以下、「本プロジェクト」)を受注し、10月31日に契約を締結しました。改修後の出力は約66MW、受注金額は約25億円です。本プロジェクトの資金は日本政府の円借款によって賄われ、2016年4月のミャンマー政権移管後、電力セクターにおいて初めて締結された円借款契約となります。
本プロジェクトは、ヤンゴン市内のタケタ地区に位置するタケタ複合火力発電所(既存発電所の出力:現状約24MW)のガスタービン及びガスタービン発電機を改修し、より高い出力・効率を実現するものです。MPSCは、設計・調達から据付工事、試運転までを請け負い、2019年10月の完工を予定しています。ガスタービン関連パーツはGeneral Electric International, Inc社(米)及びGE Global Parts & Products GmbH社(スイス)より、ガスタービン発電機関連パーツは三菱日立パワーシステムズ株式会社より調達する予定です。