地球環境・気候変動

1.環境のためにできること

地球温暖化が懸念される今日、当社は環境に優しいクリーン・エネルギーを求め、燃焼効率のよい複合火力発電や、自然エネルギーを利用した地熱・風力発電、発電所の熱を再利用するコージェネレーションなどの新しい分野にも積極的に取り組んでいます。
また、新規発電所の建設に限らず、当社が今までに納入してきた発電所の既存設備を環境配慮型の設備へ交換することで、大気汚染の原因となる窒素酸化物(NOx)及び硫黄酸化物(SOx)を軽減する取り組みも行っています。
当社はこれからも環境に優しい案件履行を目指します。

2.環境への取り組み

丸紅グループISO取得への歩み
1989年4月 、丸紅は「地球環境問題対策チーム」を設置しました。以来、環境に配慮したビジネスを推進しています。
1995年8月には「ISO14001」認証取得の方針を決定、1998年9月、丸紅機械部門と化学品部門が他部門に先駆けて「環境ISO」の認証を取得しました。1999年8月には両部門が構築した「EMS(環境マネジメントシステム)」をもとに東京本社・大阪本社へと認証を拡大しています。
2004年4月、本社をはじめ支社・支店・海外店・事業会社などのグループ全体に共通の「丸紅EMS」を適用し、全世界を1つの認証でカバーする統合認証方式でのISO14001を取得しました。
2008年4月より、丸紅グループでは、「丸紅グループEMS」を適用しています。

ISO14001の認証取得とEMSの強化

当社は、丸紅グループの環境方針に準拠し、1999年9月、ISO14001の認証を取得しました。今後も、EMSの自主的な改善計画を策定し、環境対策の継続的な取組みを推進していきます。

ISO14001

3.環境方針

当社は、丸紅グループ企業の一員として、丸紅環境方針を受け入れ、 以下の通り、環境方針を制定します。

丸紅パワー&インフラシステムズ株式会社環境方針基本理念
良き企業市民としての責任を自覚し、人間社会の繁栄と地球環境保全との調和を図りながら、持続可能な社会の実現に向けて最善を尽くす。

丸紅パワー&インフラシステムズ株式会社環境方針基本方針
環境マネジメントシステムの適用範囲を当社の活動、製品及びサービスと定め、地球環境の保全に関する基本方針を以下の通り定める。

1.事業活動においては、常に環境への影響に配慮し、ステークホルダーと協力しながら、資源の有効利用、気候変動への取組み、生物多様性及び生態系の保護等を含む環境保全・環境保護、及び汚染の予防等、環境リスクの低減に努める。

(1) 国内外の環境関連の諸法令・規則、及び合意した協定等を順守する。

(2) 新規事業を開始する、或いは業務内容を変更する場合には、特に環境負荷の低減及び汚染の予防に配慮する。

(3) 省エネルギー、省資源、廃棄物削減、グリーン購入及び効率的業務の推進に取り組む。

(4) 環境を保全・改善する事業、商品、サービス、技術開発、社会システム等の提供に努める。

2.この環境方針の精神に沿い、当社の環境パフォーマンスの向上のため環境マネジメントシステムの充実とその要求事項への適合の重要性を意識し、その有効性の継続的改善に努める。

3.この環境方針を全ての役員、社員、及び丸紅グループのために働く全ての人に周知するとともに一般にも公開する。

2022年4月1日
丸紅パワー&インフラシステムズ株式会社
代表取締役社長
後藤 広樹
丸紅パワー&インフラシステムズ株式会社